これ知ってる。米国発の中華デリ「パンダエクスプレス」が日本上陸

Array
2016/11/09

むっちりとした「パンダのロゴ」に、「オレンジチキン」というキーワードを聞いてピンと来た方も多いはずです。

全米で大人気のチャイニーズレストラン「PANDA EXPRESS」が、日本1号店を川崎ラゾーナ店に11月25日にオープンするとの一報が飛び込んできました。

米国で愛され続けて30年。看板メニューのオレンジチキンが世界の人々の胃袋を掴んだ

image by: PR TIMES

「PANDA EXPRESS(パンダ・エクスプレス)」は、1983年に出店して以降、世界中に1,900店舗を構える大人気ファーストフードです。

これまで日本になかったことが不思議と思えるかもしれません。しかし、あまり知られていないかもしれませんが、実は橋本や神戸に出店し、撤退していた過去がありました。

一度は撤退したものの、いまでは、本場で食べたことのある人たちがこのお店を懐かしむ声がSNSなどであがるなど、国内においても人気が高まっています。

アメリカで、Cherng一家によって1973年に創立された「Panda Restaurant Group, Inc」。

「PANDA EXPRESS 」は1983年カリフォルニア州にて開業しました。創設者であり、共同会長兼最高経営責任者のAndrew Cherng氏は中国系アメリカ人。

そのため、伝統的な中華料理のレシピ、味、調理技術をアメリカの食材とあわせることによって、他の誰にも作ることのできない真新しい「アメリカンチャイニーズフード」を提供することに力を注いできました。

またこの一家は、過去に料理人として生計をたてる父を軸に、横浜で暮らしていた経験もあり、そこで触れてきた日本文化も今あるメニューにインスピレーションをもたらしているといわれています。


よくハリウッド映画の中で中華のテイクアウトを登場人物たちが食べるシーンがありますが、あれもパンダ・エクスプレスに違いありません。 

看板メニューは「オレンジチキン」。1987年に発売されて以降、29年間ヒット商品であり続けるというのですから、どれだけ米国民に愛されてきたのかがわかります。

トップセラーのオレンジチキン。image by: PR TIMES

さっくりとした衣をつけたチキンに甘辛のオレンジソースをからめて、噛むとサクッとした食感と中のチキンのジューシーさの両方を味わうことができます。

ありそうでなかなかない、中華系アメリカ人だからこその発想で生まれた商品が「PANDA EXPRESS」の象徴ともいえるメニューなのです。

これが「オレンジチキン・トラック」image by: PR TIMES

本国アメリカではあまりの人気ぶりに、「オレンジチキン・トラック」が 8都市を周るというキャンペーンを行い、どこの都市でも長蛇の列ができるほど人気だったのだとか。

本国だけでなく、2011年に初の海外進出を果たしたメキシコに続き、韓国、ドバイなど世界中でこのメニューは大注目されているのです。

新感覚の「デリスタイル」チャイニーズを提案 

日本でよく見る中華料理屋では、単品のおかずをオーダーするのが通常ですが、PANDA EXPRESSではおかずと主食を選択することができるという「デリスタイル」を提案しているのです。

確かに日本でもデリご飯といったブームはありますが洋食がメインで、中華のデリスタイルはまだ珍しいかもしれません。

ではその気になるメニューの選び方を一足早くご紹介させて頂きます。これで、あなたもまごつくことなく本場のデリスタイルで注文をすますことができるでしょう!

①サイズを選ぶ
サイズはボウル、プレート、ビッグプレート、キッズミールの4種類あります。
この中から一つ選びます。

・ボウル (1種メインディッシュ+1種サイド)

・プレート(2種メインディッシュ+1種サイド)

・ビッグプレート(3種メインディッシュ+1種サイド)
・キッズミール(お子様セット)

②サイド(主食)を選ぶ

フライドライス、炒麺、ホワイトライス、ブラウンライス、ベジタブルボールから1つ選択。

③メインディッシュ(おかず)を選ぶ

オレンジチキンやブロッコリービーフなどを含む9種類から①のサイズに合わせた数を選択。

メインのおかずのタレをフライドライスや炒麺などの主食と混ぜ合わせて食べるのが本場の楽しみ方です。

最後にPANDA EXPRESSが選ぶおすすめメニュー3種をご紹介します!

recmenu_PE
image by: PR TIMES

すでにSNSでも話題沸騰中です。

上陸前から冷静な意見も。

中華といえば、のフォーチュンクッキーが付いてきます。(日本1号店では未定)

2010年に発売されたハニーウォルナッツシュリンプも大好評です。

キッズも大好きなPANDA EXPRESS。思わず笑みがこぼれます。

 

Kaiさん(@paleapleez)が投稿した写真

いかがでしたでしょうか? 海外で食べた味を懐かしむ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

さあ、もうすぐオープン。上記のオーダー方法とポイントを押さえて、新感覚のPANDA EXPRESSの味を堪能しちゃいましょう。

いま読まれてます

TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。旅やお出かけに関するトレンドニュースをお届けします。

WebSite / Twitter / Facebook / Instagram / Mail magazine

 大阪 人間、本当に美味しいと黙る。大阪のソウルフード「肉吸い」 ★ 115
 全国 マチュピチュが愛媛に?外国人が見間違える、日本の海外そっくり絶景 ★ 1494
 東京 【東京】時代は「デザイナーズ銭湯」。470円で楽しめる都内の豪華な銭湯5選 ★ 6521
 全国 これが日本の美女。古今東西「美人」と呼ばれた女性たちの変遷 ★ 2893
 全国 約130年前にイタリア写真家が撮った「鮮やかな」日本人女性 ★ 306
 沖縄 8日間風呂なし男の心も洗われた、沖縄でたったひとつの銭湯へ赴く ★ 5
エアトリ 憧れの北欧。デンマーク・コペンハーゲンで暮らすように旅をする
これ知ってる。米国発の中華デリ「パンダエクスプレス」が日本上陸
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます